美容室の開業スタイル、あなたはどれを選ぶ?ひとり・チーム・企業型を比較

独立を考え始めると、みんな漠然と「自分のお店を持つ」というゴールをイメージすると思うんですが、実は美容室の開業スタイルって一つじゃありません。大きく分けると3つのスタイルがあって、どれを選ぶかで、その後の働き方も人生もかなり変わってきます。

今日は、それぞれのスタイルの強みと大変さを、僕の実体験も交えて紹介します。

目次

スタイル①:ひとりサロン(僕が選んだ道)

人を雇わず、自分ひとりで経営するスタイルです。僕は今、これを選んでやっています。

一番の強みは、採用や人間関係の悩みがないこと。お店の空気も、メニューも、働き方も、全部自分で決められます。ただその分、集客も経理もSNS発信も掃除も在庫管理も、全部自分でやることになります。予約が入らなければ売上はゼロだし、対応できるお客さんの数にも上限がある。

それでも僕がこのスタイルを選んでいるのは、副業や講師業とも組み合わせやすくて、自分のペースでライフスタイルを設計できるからです。


スタイル②:チーム型(仲間と共同経営)

友人や後輩と一緒に新しいお店を出したり、共同経営したりするスタイルです。実は僕自身も、独立を考え始めた最初の頃は、こっちのスタイルに憧れていました。仲間と一緒に汗を流して、後輩を育てて、業界に変化を起こす。そういう大きなゴールを描けるのがチーム型の魅力です。

ただ、実際にこのスタイルの近くで15年近く働いてみて感じたのは、リスクもかなり大きいということ。駅前の物件だと家賃も高くなりがちですし、時間をかけて育てたスタッフが辞めていくこともあります。信頼していた仲間が独立していったり、正直、お金の管理でトラブルになるようなケースも見てきました。人と一緒にやるからこそのやりがいと、人と一緒にやるからこそのリスク。どちらも大きいスタイルだと思います。


スタイル③:企業型(ビジネスモデル設計型)

カラー専門店とか、業務委託サロンとか、髪質改善特化型とか。最初からビジネスモデルを設計して展開していくスタイルです。最近、このスタイルを選ぶ人が増えている印象があります。

このスタイルの特徴は「再現性」。1店舗で成功モデルを作れれば、あとはマニュアル通りに複数店舗展開していけます。効率とスピードを重視できて、教育もマニュアル化できるので簡素化できる。経営をドライに考えられる人とか、ネット戦略を組み立てるのが得意な人、規模を拡大していきたい人には向いてるスタイルだと思います。


僕がひとりサロンを選んだ理由

正直に言うと、僕は最初チーム型に憧れて、そちらに近い環境も経験しました。でも、そこで「人が絡むからこその揉め事」を経験して、最終的には「自分で責任を全部背負う方が、自分の性格には合っている」と思って、ひとりサロンを選びました。

これはあくまで僕の話で、「ひとりサロンが正解」と言いたいわけじゃありません。どのスタイルにも、それぞれの強みと大変さがあります。大事なのは、自分がどんな働き方をしたいか、どんな人生を送りたいかを先に考えて、それに合うスタイルを選ぶことだと思っています。


どの道を選んでも、大切なことは変わらない

ひとりサロンでも、チーム型でも、企業型でも、美容師としてお客様と向き合う喜びは変わりません。「自分にはどのスタイルが合ってるんだろう」と迷ったら、一度誰かに話を聞いてもらうのもおすすめです。


どのスタイルが向いてるか、ひとりサロン部で他の人の話を聞くのも参考になるはずです。

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