開業を考えたとき、ほとんどの人が最初にぶつかる壁が「お金」です。「結局いくら必要なの?」「自己資金がないと無理なの?」。僕も独立前、この辺りが一番モヤモヤしてました。
今日は、僕が実際に準備した経験をもとに、開業資金の考え方をシェアします。
総額の目安は500万〜1000万円
一人美容室の開業には、目安として500万円〜1000万円ほどかかることが多いです。幅が広いのは、物件の状態(居抜きかスケルトンか)や、こだわる設備のレベルによって大きく変わるから。正直、僕も見積もりを最初に見たときは「そんなにかかるの…」と怯みました。
材料費や工事費の高騰もあって、一昔前の相場よりは全体的に上がっている印象です。「昔はこのくらいで開業できた」という話を鵜呑みにせず、今の相場で改めて見積もりを取ることをおすすめします。
内訳はざっくりこんな感じ
- 物件取得費(保証金・敷金・仲介手数料など)
- 内装工事費
- 設備・備品費(シャンプー台、セット面、機器類)
- 広告・集客費(ホームページ、チラシなど)
- 運転資金(オープンしてから軌道に乗るまでの生活費・家賃)
特に見落とされがちなのが最後の「運転資金」。内装や設備にお金を使い切ってしまって、オープン後の数ヶ月をしのぐお金が残っていない、というのは本当によくある失敗パターンです。

全部を自己資金で用意する必要はない
「開業資金=貯金で全部用意するもの」と思っている人、意外と多いんですが、そんなことはありません。日本政策金融公庫などの制度融資をうまく使えば、自己資金の負担はかなり減らせます。
目安としてよく言われるのは、自己資金300万円くらいを一つのラインとして考えておくこと。もちろんこれより少なくても道はありますが、自己資金の割合が高いほど、融資審査でも「本気度」が伝わりやすくなる感覚はあります。
ちなみに融資担当者は、数字だけでなく「この人にお金を貸して、ちゃんと返ってくるか」という人物面もしっかり見ています。この辺りの考え方は、事業計画書の作り方のページでも詳しく書いているので、あわせて読んでみてください。

僕がやって良かったと思う準備
資金計画は、開業ギリギリになって考え始めると本当に苦しくなります。僕は物件が決まる前から、ざっくりでいいので「いくら必要で、いくら借りて、いくら自分で用意するか」を紙に書き出していました。
早めに動いておくと、公庫への事前相談もスムーズですし、物件探しの段階で「この物件は予算的にちょっと厳しいな」という判断もつきやすくなります。手続き周りのタイミングについては、こちらの記事もあわせてどうぞ。

資金計画は、一人で抱え込まずに一緒に考えたほうが精度が上がる部分でもあります。気になる方はこちらもどうぞ。

資金の話は個別性が強いので、自分の場合はどうかはひとりサロン部で相談してもらえたらと思います。



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